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事例・インタビュー

経営者向け勉強会:取材・問い合わせが殺到する、『るるぶキッチン』に学ぶ、実店舗のメディア化

オープンから1年足らずで、日経新聞・NHK「あさイチ」・テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」を始めとした、名だたるメディアからの取材を受ける『るるぶキッチン』。
その仕掛け人である青木氏から、『るるぶキッチン』のビジネスモデルや、既存の経営資源を活用した事業開発についてお話しいただきました。

今回の講師青木 洋高 氏


株式会社JTBパブリッシング マーケティング本部 事業開発マネージャー。
2002年、旅行業界最大手であるJTB社入社。出版事業局(現・JTBパブリッシング)時刻表編集部で『JTB時刻表』シリーズの編集、広告営業を経て、2011年から対地方自治体への地域交流ビジネス、観光振興プロモーションを担当。
現在はマーケティング本部 事業開発マネージャーを務め、飲食事業『るるぶキッチン』を担当。

既存の経営資源を活用した新しい「店舗型メディア」

国内認知度No.1『るるぶ』の発行部数がギネス世界記録にも認定されているJTBグループ。その中で、『るるぶ情報版』を始めとする出版事業のほか、行政機関・法人向けのソリューションサービス提供を行っているのがJTBパブリッシング社。
そんなJTBパブリッシング社が手がけるのは、膨大な観光情報や、編集力にくわえ、『るるぶ』ブランドといった、既存の経営資源を活用し展開する、“食”を通じた新しいメディア「editor’s fav『るるぶキッチン』」です。
店頭スペースでのPR動画配信やお取り寄せ商品販売に留まらず、地域の食材を活かしたオリジナルメニュー・レシピ開発と、それに合わせたメニューブックが話題を呼び、2017年6月に赤坂に第一号店をオープンしてから1年ほどにも関わらず、日経新聞・NHK「あさイチ」・テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」・東洋経済など、多くのメディアで取り上げられた他、2018年7月に三店舗目となる、「マリホフードホール by るるぶキッチン」がオープンするなど、勢いが加速しています。

勉強会目次:
■JTBグループ/JTBパブリッシングについて
■事業開発とは何か
■JTBパブリッシングの経営資源とは
■editor’s fav『るるぶキッチン』とは
 -店舗の紹介
 -地域特集企画
 -マリホフードホール×『るるぶキッチン』
 -メディア掲載実績

2018年7月6日にオープンした「マリホフードホール by るるぶキッチン」のメニュー

「マリホフードホール by るるぶキッチン」のオープン5日後という、タイミングでの勉強会でした。
マリホフードホールがある広島県からいらっしゃったクライアントは、
「広島の名産というと、牡蠣・お好み焼きくらいしかないと思われがちだが、実は名産がたくさんある。そんな隠れた名産品を、マリホフードホールbyるるぶキッチンでは、たくさんメニューに取り入れてくれていることに感動した。そこに着眼しているところが、さすがの情報量だ、と感じた。」と語っており、ガイドブックを作るだけではない、JTBパブリッシング社の取り組みに、多くのクライアントが感銘を受けていらっしゃいました。


modeでは定期的に顧客経営者向け勉強会を開催。
日頃からお世話になっている顧客企業をお招きし、少人数制で開催しております。

海外展開、SNS活用、巻き込みマーケティング、クラウドファンディング活用など毎回、様々な分野の専門家をゲストとしてお招きし、ゲスト・顧客企業同士の交流の場を作ってまいります。

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