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事例・インタビュー

『あたりまえポエム』『54字の物語』などの仕掛けを生んだ元カヤックの企画作家に聞く、インターネットで“バズる”コンテンツのルール

 近年ではFacebookやtwitter、InstagramのようなSNS、ブログやLINEといった無料の情報伝達手段が次々と登場しており、誰もが容易に情報を発信できる時代になりました。

 世の中に情報があふれるようになった今、一般ユーザーが拡散したくなるような、魅力あるコンテンツに注目が集まっています。

 今回の勉強会では、元カヤックの企画作家で『あたりまえポエム』『54字の物語』などの仕掛けを生んだ氏田雄介氏をお招きし、コンテンツ企画にご興味をお持ちの様々な業種のクライアントと“バズる”コンテンツのルールを学びました。

今回の講師氏田 雄介 氏

1989(平成元)年、愛知県生まれ。早稲田大学を卒業後、面白法人カヤックに入社。
企画作家として広告・人材採用などさまざまなプロジェクトの企画・制作を手がけ、「エゴサーチ採用」ではYahoo!JAPANインターネットクリエイティブアワードを受賞。
その他全日本DM大賞、コードアワードも受賞。
インターネット、SNSを主戦場に広告やコンテンツの企画・制作を手がける。
2018年株式会社考え中を設立し、企画作家として独立。
ごく当たり前のことを詩的な文体で綴った『あたりまえポエム』や、1話が54文字の超短編小説『54字の物語』はアマゾンランキングでカテゴリ1位を獲得。
いずれも、「#あたりまえポエム」「#54字の物語」といったハッシュタグ(#)によるtwitterの投稿が話題となり拡散。書籍として出版される程の人気となる。

自ら参加し、他人へ共有したくなるコンテンツのルールとは―

 WebサイトやSNSをといった情報収集手段の多様化によって、テレビや新聞をはじめとするマスメディアの影響力は弱まりつつあります。
 人々の趣味や嗜好もWebサイトやSNSの影響を強く受けるようになる中、情報を意図的に拡散させることでモノを売ることができるようになりました。
 そして、拡散される情報の1つとして注目が高まっているのが『コンテンツ』です。

【拡散されるコンテンツ≒自ら参加し、他人へ共有したくなるコンテンツ】と言い換えることができます。勉強会では、拡散されるコンテンツのルールとコンテンツをつくり出す企画作家の習慣をうかがうことができました。

勉強会目次:
■“バズる”企画術
└“バズる”とは?
└バズがもたらす4つのメリット
■著書/仕事実績紹介
└あたりまえポエム、54字の物語
└ツッコミかるた、ブレストカード
└エゴサーチ採用、緑だってはじけ隊
■ルールでバズらせる
■ルールでモノが売れるのか?
■企画習慣のつくりかた
└バズ習慣をつくる5箇条

 ご参加いただいたクライアントからの質問に丁寧にご回答くださり、講演終了後には各テーブルを回っていただいたところ、クライアントの中には名刺交換とともにSNSでのPR方法に関する具体的なご相談や、新商品開発のご相談などをされている方もいらっしゃいました。

 ご参加いただいたクライアントからは「みんなが乗っかるにはルールが大事だということ、とても勉強になりました」、「若手の社員のSNS的センスの、良い燃料として伝えさせていただきたいと思います」といったお声をいただきました。

modeでは定期的に経営者向けの勉強会を開催しております。
毎回、各分野の専門家を講師としてお招きし、海外展開、SNS活用、巻き込みマーケティング、 クラウドファンディング活用など様々なテーマについて講演していただいております。
勉強会には日頃からお世話になっている顧客企業の経営者をお招きしており、
顧客企業同士、あるいは顧客企業と講師の方との交流の場をご提供しております。
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