ネット×リアルで経営革新を
今や、企業経営において業種問わず「良質なコンテンツ」を作り、商品やサービスに付加価値をつけることが非常に重要な時代となりました。
大手検索エンジンは検索者にとって「有益なコンテンツ」を検索結果の上位に出そうとしますし、TwitterやFacebookといったSNS上で話題になったサイトや商品、サービスは認知度が一気にあがり、公式サイトへのアクセス数が急増します。また、採用活動においても採用サイトで魅力的な取り組みをしている企業にエントリーが集中します。
今や「コンテンツ力」は企業競争力を左右すると言っても過言ではありません。
今回の勉強会では、長きに渡りエンターテイメント界の第一線で活躍し、フジテレビの黄金時代を支えた伝説のプロデューサー王東順氏をお招きし、「そもそもコンテンツとは何か」や、企業が持つ資産とエンターテイメントのアイディアを掛け合わせることで、他社と差別化されたコンテンツを生み出した具体的な成功事例など、ヒットコンテンツを生み出す考え方のコツなどをお話しいただきました。
今回の講師王 東順 氏
エンタメ思考プロデューサー
フジテレビの黄金期を支えた伝説のプロデューサー。『なるほど!ザ・ワールド』や
『クイズ!年の差なんて』『クイズドレミファドン!』などを始め2,000本以上の番組を手がけ、“バラエティのフジテレビ”黄金時代をつくった。「視聴率の怪物」の異名を持つ。
番組以外に現在では来場者数500万人を超える一大イベントである「お台場合衆国」の企画を立ち上げ、テレビショッピングでは1回の放送において7億円の売上記録を持つ。
話題になる拡散コンテンツ企画やユニークでストーリー性のある企画開発や商品開発、お客様を感動させる仕掛けづくりが得手。
企業の商品やサービスはもちろん、社員の趣味や特技、工場や既存店舗の駐車場、商品が入っていた容器でさえ、エンターテイメントのアイディアを掛け合わせることで他社との違いが生まれ、注目を集める仕掛けになります。
その仕掛けづくりのプロが、今回の講師を務めてくださった王氏です。
旅館の宿泊プランに、血液型別のアイディアを掛け合わせた「血液型B型旅行プラン」は10年間ヒット中。
時計に代わってテレビが目覚まし代わりになってもいいではないかと考え命名した『めざましテレビ』など、
王氏が過去に手掛けてヒットした事例を元に、感情をくすぐる魅力的な商品・サービスづくりにおける発想のヒントをお話しいただきました。
勉強会後半には、参加した企業の業種・業界・商品に合わせ、事前に考えてきてくださったアイディアをお話しいただいたり、実際にクライアントのホームページを見ながら、「こんなキャッチコピーに変えてみると、より美味しそうに感じる」といった具体的なアドバイスをいただいたりしました。
常にアンテナを張り巡らせ、アイディアを生み出し続ける王氏のお話に、
もっと具体的にいろいろなお話を伺いたいと、名刺交換の際に話し込むクライアントも多くいらっしゃいました。
また、終了後のアンケートでも「全く新しい観点からの話、アイディアが実に新鮮で、今後のビジネスの可能性を感じた」「今後の活用イメージがわき、課題に向けた対策の参考になった」といったお声をいただきました。
海外展開、SNS活用、巻き込みマーケティング、クラウドファンディング活用など毎回、様々な分野の専門家をゲストとしてお招きし、ゲスト・顧客企業同士の交流の場を作ってまいります。
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