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事例・インタビュー

経営者向け勉強会:“クリエイティブ力”と“企画力”を軸に「インスタ映え」を作り出すツインプラネットから学ぶ、知的財産を駆使するSNS時代のコンテンツ開発

「インスタ映え」という言葉が流行語大賞を受賞してからもうすぐ1年が経ちます。
今や若者だけではなく、幅広い世代から支持されるSNSとなったInstagramですが、そのブームの火付け役はミレニアル世代の女の子たちでした。

人が感性を刺激され、拡散したくなる仕掛けとは何か。
ガールズマーケティングに定評があるツインプラネット社で副社長を務める福山氏より、IP(Intellectual Property=知的財産)を切り口にお話をうかがいました。

今回の講師福山 正之 氏


株式会社TWIN PLANET 取締役副社長
関西学院大学英文学科在学中、1年間バックパッカーとして世界各国を巡る。
卒業後は広告代理店に入社。その後、2008年に株式会社TWIN PLANETの取締役副社長に就任。
ガールズマーケティング事業を基軸に、商品企画・開発、プロモーション、ブランディング業務に関わるとともに、グローバル事業戦略を担当。
2016年には、三越伊勢丹のインバウンド事業「DISCOVER TOKYO」において、ファイナルファンタジーシリーズのイメージイラストなどで知られる天野喜孝氏のキャラクターアート「CANDY GIRL」とのコラボレーションを手がけた。

勉強会目次:
■会社説明
■事業内容
 ・ガールズマーケティング
 ・インフルエンサーマーケティング
 ・コンテンツマーケティング
■“クリエイティブ力”と“企画力”
■“クリエイティブ力”事例
■“企画力”事例
■地方との連動

勉強会内容:
「ヒト・モノ・コト」あらゆるコンテンツを知的財産と捉える――
ツインプラネット社はIPエージェンシーとして事業を展開しています。700万人のユーザーやインフルエンサーから取得した情報を分析してプロモーションを行う企業としてだけでなく、鈴木奈々さんや、須田亜香里さん(SKE48)といった人気のモデル・タレントが所属する芸能事務所としての側面も持ちます。
市場調査、企画、商品開発、流通、販売促進から企業ブランディングまでを一気通貫に手がけ、商品やサービスの価値を最大化しているのです。

記憶に残る「クリエイティブ」と、感性を刺激する「企画」
地域の魅力を活かしたフォトジェニックな空間を日本各地に創るという「GENIC PARK」は、ツインプラネット社の「クリエイティブ力」と「企画力」という2つの強みを存分に活かした取り組みです。

各方面で活躍する所属タレント・インフルエンサーが地方に訪問してアピールすることで、その地域の活性化を目指しています。地方版「東京ガールズコレクション」との連動や、渋谷109と地方をつなぐプロジェクトの一翼として、今後の拡大を見込んでいるそうです。

また、ツインプラネット社は東京ガールズコレクションの開催や銀座三越の全館ジャックなどの流行の最先端を反映した企画だけではなく、京都の伝統工芸“琳派”とのコラボレーションなど、FINE ARTと伝統工芸を掛け合わせた独自のIP創出も進めています。

講演には地方自治体のPR活動や、海外への発信を行うポップアップストアの計画など、現在準備中の企画の話題も多く盛り込まれていたこともあり、参加されたクライアントからは「時代の流れの早さを感じる。遅れないようにしないと、という気づきが持てた」「視野を広げたい」などのお声をいただきました。

modeでは定期的に経営者向けの勉強会を開催しており、今回は弊社が手がけた「Share Space 築地 ~ichigoen~」を会場とさせていただきました。

毎回、各分野の専門家を講師としてお招きし、海外展開、SNS活用、巻き込みマーケティング、クラウドファンディング活用など様々なテーマについて講演していただいております。

勉強会には日頃からお世話になっている顧客企業の経営者をお招きしており、顧客企業同士、あるいは顧客企業と講師の方との交流の場をご提供しております。

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